Equalizers, graphic or parametric...


そもそもオーディオにイコライザーは必要です。っていうお話。

若かりし頃、イコライザーってなに?LPレコードの再生には不可欠な存在としてフォノイコライザーは知っていたのですけれど。それ以外はまったく。

録音のくせや鳴らしている自分の部屋のくせを修正してコンサートホールとは言わないものの、きつい音で聴いていられない音源をなんとか聴くことができる音に直してくれる存在がイコライザーの役目の一つとは知る由もなかったし、プロじゃあるまいしこんなもの使いこなせない、手に負えないって諦めていた、そういう存在でした。

でも、引越の度に特に感じたんですが、同じ自分の装置の音が新しい部屋でまったく違って聴こえる。え、なにこれ。っていうことがあって聴こえ方を整える必要性を感じたときからイコライザー、導入しました。1980年代初頭でした。

まず、イコライザーって何?定義が好きなので。笑

イコライザー、本来「等しくするもの」ですが、この場合周波数帯域を強調、減衰(主に減衰することが中心です)することで音質全体の補正または修正するもの、とあります。

何を何と等しくするのか?思うに、部屋が持つスピーカーの鳴り響き方を調整して出っ張った部分と聴こえにくい引っ込んだ部分を均質(イコール)にする装置。そう理解しています。

まず、グラフィック・イコライザーのグラフィックとは?

目で見て仕組みがわかる。低域から高域にかけて横にレバーがいっぱい並んでいて、上下にレバーを動かすことでそのレバーの周波数を強調したり減衰したりできる。見て操作して音の変化を感じることができる。そういう形式のイコライザーがグラフィック・イコライザー。

そうは言っても簡単にはうまく使いこなせないのが当たり前。

それじゃぁ、使わない。ってあなた。そんなこと言わないでー。






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