2020.11.26 00:41JON BALKE DISCOURSES Discourses (複数形)直訳すると、論文、談話など、難解な言葉であり、音楽むきには思えませんけど、聴き続けると、1/f fluctuationを感じる音です。音に思考を縛られたくない時にぴったり。 ヴィヴァルディや初期モーツァルトのような明るさもなければ、ショスタコーヴ...
2020.11.23 08:15Ritual: Le Mystere Des Voix Bulgaresヨーグルトだけではない。ブルガリア にはワインもある。え、そっちかい。(笑)じゃなくて、デジタル録音版のブルガリアン・ヴォイス。これもまた謎というか神秘というか。いつも聴いている音楽から全く隔絶した美しさと荒々しさが共存する世界。ブルガリア の赤ワインにぴったり。コロナ下で思いっ...
2020.11.23 07:58Nyckelharpa (Swedish)"keyed fiddle", or literally "key harp"ニッケルハルパ。謎めいた名前。スウェーデン語で鍵盤ハープという民族楽器。このニッケルハルパの代表的演奏者がスウェーデン人でなくてイタリア人のマルコ・アンブロシーニ(写真)。ジャケ買いして聴いて調べて驚いた。ジャズというよりECM的に洗練され、コントロールされた民族音楽。照明を仄暗...
2020.11.20 13:19Gilels, Serkin and Horowitzギレリス、セル・クリーヴランド管弦楽団のベートーヴェン ピアノコンチェルト全集をハイレゾで聴くのは初めてで、その鋼のタッチはJBLがきちっと再生して見せてくれました。ゼルキン・セル・クリーヴランド管弦楽団のブラームス ピアノコンチェルトは第一番こそこの演奏からブラームスのピアノコ...
2020.11.18 14:04Beethoven : Michelangeli今晩ハイレゾでダウンロードしたベートーヴェンのピアノ協奏曲。ジュリーニ、ウィーン交響楽団です。ウィーンフィルじゃないんですが素晴らしい音響です。ピアノはあの、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ。朗々と歌うベートーヴェンですが、ミケランジェリは磨きがかかった音という点ではで...
2020.11.14 13:12It's ENYA, now.冬は私にとって、Enyaの季節なんです。どうして?この柔らかい声は時としてクールにも聴こえますが多彩な楽器の音に囲まれてハーモニーの彼女の声はもう天国的世界。酔いして終わるようではダメなんです。優しい女性ヴォーカルに重低音までしっかりカバーして計算尽くされたENYA的世界はTan...
2020.11.10 02:25dbx and/or behringer現在、うちのオーディオシステムで必須のスピーカーマネジメントシステムであるDCX2496が販売終了らしい。と、某プロ用機材専門サイトで発見。それに代わる新しい機材はないものかと探し回ったらこんなのが出てきた。パッと見て同様の機能だと直感。買い足してつなぎ変えて効果の程を試してみる...
2020.11.04 14:43Walter and New York Phil. The best ever.親友のサイトに触発されました。入手したBruno WalterさんのCD全集をCambridge AudioのCD Transport と 充電したバッテリー駆動のDACを使って聴きなおして脱帽いたしました。Walterさんの真髄はモノーラルですが、ニューヨークフィルハーモニーを...
2020.11.02 02:14The man who appeared in my dream last night. 昨晩、個人的にお会いしたこともないのに親友のオーディオの師匠が夢枕に立った。。 師のたまわく、「汝のシンプル化は良い方向にはあるが、まだまだ甘い。経路と配置を見直すがよろしい!」ははーっ! 夢に気がついて目を覚まして現在のメインシステムの弱点を考えた。不要な機材がまだ多い。メイ...
2020.10.31 00:51Keith Jarrett : Budapest Concert 2年前の2018年にキース・ジャレットは2回脳卒中で倒れ療養生活を余儀なくされているそうで、やっと杖をついて歩く程度には回復したものの、本人が語るには左手でピアノは弾けないとショッキングな状況です。もう自分はピアニストだとは思ってない。今後の自分がどうなっていくか不安というよう...
2020.10.27 04:47Backhaus. Bakery! Wilhelm Backhausのご先祖さまはパン屋さんかも。Backは英語では「うしろ」ってことですが、ドイツ語ではパンを焼く(Back)、家(Haus)ですねぇ。 1841年生まれで1969年に85歳で亡くなってますが、人生ほぼベーゼンドルファーと共に仕事をこなしたピアニス...
2020.10.26 00:52Dissonanz allein macht keine Musik.ルイジ・ボッケリーニはハイドンやモーツァルトと同時代のイタリアに生まれ、後半はスペインで活躍し62歳で没した作曲家です。チェロの名手としても有名です。作風は表向き古典派でイタリア人らしく美しいメロディを朗々ときわ立たせつつ同時に物悲しさを織り込む感じに聞こえて私にはロマン派的要素...