Walter und Mahler.

高校生の頃、仙台で下宿生活をしていた時に人生で初めて聴いたMahlerがこのワルター最晩年に録音したステレオ盤のマーラー交響曲第1番。

今回、SONYレコードが山奥に保管しているオリジナルテープを徹底して修復し、新たにリマスターして発売された全集の中のCDを聴きました。

高校時代に初めて聴いた興奮の瞬間というか全てが思い出され、久しぶりに全身が地球外へ放り出されるような揺さぶられる感動でしばし我を忘れました。ワルターさん晩年の徹底して理性を持ったマーラーに対する譜面解釈のすごさ。

昨今の軽い、上っ面を舐めるような演奏とは次元が違います。

これを今のJBLで味わえる幸せに感謝します。

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