Der geniale Komponist des Cembalos ist Domenico Scarlatti.

バッハ、ヘンデルと同じ同期生が鍵盤楽器の王様、ドメニコ・スカルラッティ。

スカルラッティはお父さんも大作曲家ですが、鍵盤楽器で輝いたのは息子のドメニコでした。初めてスカルラッティのチェンバロ曲を耳にしたのは高校生のときでした。グスタフ・レオンハルトさんの演奏するチェンバロ。チェンバロでこれほどじっくり腰を据えた演奏はバッハのチェンバロどころではない。そう思いました。

とにかく、不協和音は使うし、主旋律は飛び跳ねるし、和音は重厚だし。え?チェンバロってこんなに見事なの?

レオンハルトさん、カークパトリックさん、そしてスコット・ロスさん。それぞれの演奏を聴いて思うのはドメニコ・スカルラッティさんの卓越したチェンバロを駆使する天才的跳躍。これにつきます。

チェンバロ=ハープシコードです。ものすごく少量の音量でその本量が発揮されます。

で、超音波に至る周波数帯域がチェンバロの見事なところで、これを大音量では絶対に聴いてはいけません。ほんのり聴こえる。その音量でチェンバロは最高の音を奏でます。


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