CHABLIS RÉSERVE DE VAUDON 2017

ドルーアン社がシャブリに所有する畑は先代のロベール社長が古地図を調べ尽くして入手した土地でした。

それは、かつて捨てられた優れたシャブリの畑を復活させるためでした。

先代のロベールさんはもっと素晴らしいことを成し遂げております。アメリカはオレゴン州にピノ・ノワールとシャルドネに相応しい場所があると、ブルゴーニュのワイナリーでほぼ最初に進出したのがドルーアン社ですから。

で、シャブリ。ドルーアン社には2種類のシャブリがあるんです。キャップシールの二千円台で買えるシャブリと三千円台のコルクのシャブリ。この二つは全く別物です。

二千円台のシャブリはドルーアン社の契約農家から購入したぶどうを使います。とは言っても栽培指導はドルーアン社が徹底的にやります。三千円台のシャブリはドルーアン社の自社が持つ畑からのぶどうを醸造しています。

この二つのシャブリは眼前に2本並べて直接比較をしていただきたい。そう思います。

えー、どちらもシャブリなのに、どーして?

そー言う反応を期待すること大なのであります。

今晩、ドルーアン社の自社畑のレゼルブ・ド・ヴォードンをいただいております。


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