Family Tree by Oregon
Family Treeは訳すと家系図。
オレゴンというジャズ系のグループを最初に聴いたのは1983年ころ。ECMレーベルで文字通りOREGONというアルバムで知りました。
ジャケ買いでした。でも最初の曲で、ジャズだけじゃないクラシック的要素も間違いなくある。そう思ったんです。私にはオレゴンは例えばバルトークを想起させます。ラフマニノフもあるかな。
メロディが流れるような。こねくり回していない素直さ。ワインで言うと辛口のリースリング。それも清潔な醸造を感じさせるワイン。
ひょうひょうとした懐かしさ。今でも、何回でもリピートして聴くに値する音楽である。そう思っています。
オレゴンはワインでも有名です。ブルゴーニュの老舗Joseph Drouhinの3代目社長のロベールさんはご存命で今年86歳ですが、彼がピノ・ノワールの新天地として白羽の矢を立てたウィラメット(オレゴン)。
今や、アメリカのワインを語る上でカリフォルニア州、ワシントン州、オレゴン州、あ、最近はニューヨーク州もありますが、個人的な嗜好で言うとオレゴンですね。やはり。
ジャズのオレゴンに戻ります。Family Treeは何もてらいのない素直な音楽になっていると私は思います。HDDからそのデータが消えたのでCD買い直しました。
ええね。めちゃ。笑
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