Rudolf Kempe ist aus Sachsen, Deutschland.

ルドルフ・ケンペと言うドイツが誇る指揮者を知る方はかなり少なくなってきました。

ドレースデン近郊のニーダーポイリッツで1910年生まれ。65歳で急逝。

本当のことをいえば、第二次世界大戦後の混乱の中でカラヤンに次ぐ戦後の期待の星でもあったって言う惜しい大指揮者です。ベルリンフィルも客演で演奏していますし、生まれ故郷のドレースデンではかのシュターツカペレ・ドレースデンとの相性もいいですし、晩年はミュンヘン・フィルとの名演を残しましたが1976年5月に65歳で亡くなりました。癌であったとのことです。

ブルーノ・ヴァルターさん同様、大変物腰の柔らかい紳士だったと言う記録が残っております。

今回のブルックナー2曲を聴いて、さもありなんと思います。

今晩は最晩年のミュンヘン・フィルハーモニーを指揮したブルックナーの交響曲第4番を聴いております。ベームでもない、ワルターでもない、大自然がそのまま呼吸するって言う印象のルドルフ・ケンペ指揮ミュンヘン・フィルハーモニーを40年以上経過して聴き直して痺れております。

得意のブラームスの録音も残っているとのことで、交響曲全集を買おうかな!

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