Pat Metheny & Lyle Mays

メインスピーカーをパイオニアS-955に変えた頃、衝撃のお初パットメセニーがこの As Falls Wichita, So Falls Wichita Falls でした。

遠くで煌めく細やかなパーカッション、子供たちの遊ぶ声が幻想的に響き、大地を揺るがす低音が部屋を這い回る。心にひたひたと入り込んでくるギターサウンド。これも青春時代。

NY滞在時に母に遥々PanAm直行便でJFKまで来てもらって自室で朗々と鳴らしたこのディスク。いい音だわね。母は目を細めて聞き入ってくれました。

パイオニアS-955はそのユニットにしっかりとお金をかけていたと思います。ずっしりと重量のある箱、音色はまったく押し付けがましい要素はなく、和室でいただく洋食っていうノリでクラシック、ジャズ、ロックその他を平然とこなしてくれました。(なぜ、手放したんだろう。笑)

青い目のユダヤ系女性に憧れ、ジャパニーズレストランで何回もデートした、あの頃の甘酢っぱい想い出。そう言う自分史に必須の音楽です。

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