Israeli Jazz. ג'אז ישראלי
この10年ほどイスラエルジャズを聴いています。
イスラエルというと政治的な印象が強くなりますが、ジャズとしては前衛的でアラブ音楽、ユダヤ古典音楽だけでなく東欧的混沌とした世界観とクールな西欧ジャズのこれらが全て包含された混血系とでもいいましょうか。
特に好きなプレイヤーにアヴィシャイ・コーエンがいます。
実は同姓同名で2人の別人がいます、片方はベーシスト、もう片方はトランペットプレイヤーですが、お二人とも全く違う方向で鮮烈な個性を放っています。
ベースのコーエンは1970年生まれ。影響を受けたのはあの天才ジャコ・パストリアスとか。
トランペットのコーエンは1978年生まれ。マイルス・デイヴィスに影響を受けたのはさもありなんという感じがします。
他によく聴くのは、シャイ・マエストロ、ヤーロン・ヘルマンなどですが、イスラエルは料理も含めてちょっとしたマイブーム世界です。もともとユダヤ系クラシック作曲家は良く聴いてますし。
二人のアヴィシャイ・コーエンが共演でコーエン(笑)したという話は聞いてないですが、一度は聴いてみたいものです。
イスラエルジャズは混沌とした世界と霧がすっきり晴れる世界の両面を持つという点でストレス解消には持ってこいの音楽でもあると思っております。(個人的感想です。)
0コメント