Karl Böhm

ベームがいい。カラヤンも曲を選べばとてもいいけど、ざっと聴きまくってやはりベームがいい。

今晩もウィーンフィルとベルリンフィルをベームが指揮した曲をちょっと大きめの音量でうちのJBLが吠えました。

ウィーンフィルはベームの表現したい姿をよくわきまえていて理想的スタイルを魅せてくれます。若い1950年代末のベルリンフィルを振ったベームはベルリンフィルと黄金の組み合わせだったのではないかって思わせる迫真の音響がステレオで残されています。よくこのテンポにオーケストラがついて行く。それも全体の音響に乱れがない。ベルリンフィルだけのことはあります。素晴らしい。

ブラームスの交響曲第1番はその典型例です。どこにもスキを見せない緻密だけれどスケールが大きい。びっくりしました。

今晩、夫婦でベームのベートホーフェンとブラームスでした。JBLの設定を少し変更して#2405Hが高域のメインにして聴きました。鳥肌が立ちました。

JBLはまだまだ無限の音響的可能性を秘めております。

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