Pat Metheny: From This Place

パットメセニーは今年(2020年)65歳。私がパットメセニーを聴き出したのは1980年頃。

最新作はグッと大人の味わい深い作品で、何回も聴いてこそその本当の出汁が出てくる。

けれど、若い頃のパットメセニーが好きだ。ワインで言うと辛口のキレの良いシャルドネだ。

20歳頃からJoseph DROUHINの自社畑産Chablisを飲んできた。グラン・クリュ(特級)や

プルミエ・クリュ(一級)ではない、シャブリそのものが一番いい。それも若いビンテージに限る。2020年現在、DROUHINの自社畑シャブリは2018年もの。この石灰岩土壌からくるミネラルの硬さと丁寧に育てられた清潔なぶどう、発酵過程にことどとくエレガンスを求めた醸造。これらのバランス良い構成がシャブリの真骨頂だ。と言い切る。

この若いシャブリと若い頃のパットメセニーが私には重なっている。

私は明日64歳の誕生日を迎える。日本では20歳〜64歳が現役世代、65歳〜74歳が前期高齢者というそうだ。まだ一年は現役。といってもすでにリタイア済みの現役老年。笑

来年65歳で我がJBLはちょうど使い出して20年。あっというまですね。

スピーカーユニットにまだ全然老齢化は見られず、若い辛口白ワインと絶好の相性を見せております。



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